イヤホンにこだわりを持つようになって6〜7年ほど立ちます。
思えば学生時代からながら勉強が当たり前だった自分にとって、イヤホンは日常から切り離すことのできない「必需品」だったのです。
そしてふと思い立ったのです。
ブログを始めるにあたって、好きなものについてまずは語ってみたいなと。
というわけで一介のサラリーマンが、ただただ音楽鑑賞とそのツールであるイヤホンについて書いて行こうと思います。
ワタクシとイヤホンの歩み
ここはこのブログをご覧いただくにあたって、一応の自己紹介的なものも兼ねて書いております。ちょっと長いので興味のない方は「SHURE SE215 Special Edition との出会い」まですっ飛ばしてください(笑)
もともとワタクシ幼少期から楽器を習っていて、音楽というのは非常に身近な存在でした。
ずっと習い事としてやってきて音楽との関わり方はもっぱら演奏する側だったのですが、中学生になったときに一気に鑑賞する側へ。きっかけは、学校の定期試験に向けてまとまった勉強時間を取らないといけないという、大きな環境の変化でした。
好きなことしか頑張れない自分は、音楽を流すことでモチベーションを高めてどうにか机に向かう時間を確保していたわけです。
それから学校終わりに電車に乗って塾通いするようになったのも大きいですね。移動の時間に音楽を聴くというのは、サラリーマンになった今も当たり前のように毎日していることですが、ここで習慣化したなーと思います。
そうすると必要になってくるのが、夜遅くに勉強しながら近所迷惑にならないように、そして電車の中では必需品となるイヤホンが、自分の生活にとって身近な存在になっていきました。
SHURE SE215 Special Edition との出会い
高校に上がると電車通学になったのもあって、それ以降イヤホンは毎日の生活に欠かせない存在に。ですが物の扱いが荒いのも災いして、大学生のくらいまでは色んなメーカーの安い機種を買っては断線し、また買っては断線し…を繰り返しておりました。
大学卒業後に「良いものを長く使えば結局一番コスパが良いのでは…」と考え、一念発起し10,000円以上の機種を購入。
それが今でも根強い人気がある「SHURE SE215 Special Edition」でした。
2014年ぐらいのお話です。
初めてのプロ用製品ということもあり、それまで使ったイヤホンでは得られなかった解像感や帯域バランスに触れて感動!そして、一度慣れてしまうと前には戻れなくなるもので、思えばここが自分のイヤホンスパイラルの入り口になりました。
BAドライバーとの出会い
色々とイヤホンについて調べていくうちに、一口にイヤホンと言っても様々な製品があることを知るようになります。
その中でもイヤホンの特徴を決める大事な部分である「ドライバー」にも種類があることを知ると、体験したことのない「BAドライバー」が気になるように…
ちなみにBAドライバーとは「バランスド・アーマチュア・ドライバー」のことで、もともとは補聴器に使われていた構造が特徴です。鳴り方が繊細なので、ズンチャカズンチャカ音楽を楽しむよりは丁寧に音を聴くのに良いとかなんとか…?
気になりだすと止まらないワタクシ、気がつくとシングルBAのACH-CKB50を買い、味をしめてSHUREの上位機種であるSE425を購入。
ここからどんどんスパイラルが加速していきます。
勢いでカスタムを買っちゃう
シングルBA・ダブルBAと手を出してきた自分が次に狙いを定めたのが、自分の耳型を取って作るオーダーメイドの「カスタムIEM」でした。
私のように沼にハマっていない方にとってのイヤホンといえば、家電量販店などに行って「これでいいや!」と既製品を買うのが当たり前のモノかと思います。ですが、工業的に作られた製品では得られない「所有感」と「遮音性」に心惹かれ、いつしか自分も手を出したいと野望を抱くように…
そして、ある時 eイヤホン 秋葉原店 に友人とフラッと立ち寄ったときに、店頭でやっていた先行予約キャンペーンに目が眩み…
気がつくとオーダーしておりました(笑)
手に入れたのはシンガポールのメーカー「AAW」の「ACH」というトリプルハイブリッドドライバーのモデル。
異なる3つのドライバーで構成されているにも関わらず、自然にブレンドされた音色と帯域のバランスが非常に心地よく、自分がイヤホンに求める音の究極系の一つかなと思っています。温かく柔らかい質感で鳴らしてくれるのですが、ガツンとほしい音はきちんと立ててくれるので、色んなジャンルで楽しんでいますね。
まとめ:イヤホンは楽器だと思ってます
ぐだぐだと語ってきたところでいきなり自分にとってのイヤホンのまとめ。
イヤホンは楽器だと僕は考えてまして…
- 音が出る(当たり前)
- 鳴らし方によって音が経年変化する(エージング)
- カスタマイズする楽しさがある(ケーブルやイヤーピース)
まとめますと、音楽を好みに合わせて楽しむために使う、パートナーのような存在なのです。長く付き合っていけるイヤホンと出会えたときの喜びは、親しい友人や家族ができたかのような感覚に近いです。
ただ、その時時でとっかえひっかえしてるのはもしかしたら恋人…?
だとしたら…とんだ「タラシ」ですね。。。
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